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雨漏り、改修工事開始と被害拡大の理由

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入居者さんより雨漏りの連絡が入ってから約4ヶ月がたち、やっと修繕工事が開始となりました。長い間雨漏りを放置していたため、下地の木部が腐り落ち一緒に外壁も落ちました。

外壁が落ちた時に人がいなかったのでけが人はいませんでしたが、人にあたっていれば大事故につながっていたかもしれません。入居者さんがもっと早く連絡をくれていれば対処ができたのですが、外壁が落ちてさらに2年後に連絡が来ました。

実はこの物件の入居者さんは特殊な事情があり、連絡を躊躇していたと思われます。

私は競売不動産で物件を手に入れることが多く、この不動産も競売で落札し、債務者である元所有者さんが住んでいたのですが、引っ越しのあてもお金もなく途方にくれるケースがままあります。家賃滞納のリスクは高く、収入も少ないため家賃も相場より安くなります。それでも私はそのまま元所有者さんと賃貸契約をしていることが何件があります。メリットしては、購入時のリフォーム代が節約できることと、元々は自分の家だったので退去がほぼありません。家主を初めて20年ほどたっていますが、このケースで退去となったのは1件のみで、夫婦で住んでいたのですが夫が亡くなり一人となり、広いので市営住宅に引っ越すという理由でした。

その場合は、家賃は相場より安く貸す代わりに簡易な修繕は入居者さんにやってもらうことを条件にしています。今回のベランダ崩壊の原因もベランダの防水切れよりもベランダから雨水を流す雨どいが外れ、本来雨どいに流れるはずの雨水がベランダの下へ流れ、内部を腐食していきました。雨どいをすぐに修理して、ベランダの防水塗装する簡単な工事をするだけで今回の被害は防ぐことができました。

周りの一軒家も同じ時期に同じ外観で建っているのですが、ベランダや外壁が崩れている家は一軒もありません。入居者さんの過失が大きな理由です。

なにわともあれ、修繕が開始されましたので初めて依頼する業者さんということと現場の写真も撮りたかったので修繕開始初日に現地に行ってきました。午後3時過ぎに行ったのですが、早いもので下地の補修が終わりかけで新しい木が打ち込んであり、足場を移動しながらカンカンと打ち込んでいました。

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邪魔をしてはいけないので、写真と動画だけをささっと下からとり、物件に行く途中で買っておいた休憩用のドリングを渡し、すぐに帰りました。

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2日後、職人さらから電話があり、明日には終わりますので写真を送ります。と報告がありました。年内に工事が終わり、数ヶ月かかった修理も完了です。工事をみた感想はなぜどの業者さんも見積りすらださないのかわかりませんでした。そんな複雑な修繕には見えませんでしたが、熟練の職人さんであれば下地を補強し壁の補修もできるのでしょう。修繕が中途半端な施工だと雨漏りが止まらなかったり、ベランダや外壁が崩れたりとリスクがあるのだと思います。

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熟練の職人さんに感謝です。

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コメント

  1. ほしの より:

    あけましておめでとうございます。雨漏り、外壁修理のお話ありがとうございます。本当にお疲れさまでした。とてもきれいに仕上げられてさすがです。熟練の大工さんの人材不足や人件費高騰が言われて、アフタコロナの賃貸経営の要になるのではないでしょうか。私は京都市の3DKの50mのハウスクリーニングでどの業者さんも口を合わせたように7万円程度と言われました。築古物件に原状回復工事は切っても切れない宿命だなぁ。。。身が引き締まる思いです。

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